2013年2月2日土曜日

日本市場に登場した「GeForce GTX 560 Ti with 448 Cores」を試す。「欧米の一部地域向け数量限定版」だ

Multi-processor」(以下,SM)を構成。そのSMを4基1組として「Graphics Processor Cluster」(以下,GPC)を構成し,GF110のフルスペックとなるGTX 580の場合,GPCを4基搭載することで,512 CUDA Coreとしていた。GTX 570だと,4基あるGPCのうち1基でSMが1基無効化されて480基となるが,GTX 560 Ti 448では,追加でさらに1基のSMが無効化されるため, 480,カバル RMT?32=448基 となるわけである。  表1は,そんなGTX 560 Ti 448のスペックを,GTX 570およびGTX 560 Tiと比べたものだが,GTX 560 Ti 448は,GTX 560 Tiと比べると違いが多い一方,GTX 570との違いはCUDA Coreの数だけだ。動作クロックまで同じなので,GTX 560 Ti 448は,GTX 570から1基のSMを無効化したもの以上でも以下でもないことになる。  なお,GTX 560 Ti 448で,テクスチャユニット数がGTX 560 Tiの64基から56基へと減少しているのは,GF110だとSMあたりのテクスチャユニット数が4基なのに対し,GF114だと8基になっているためだ。 GTX 560 Tiのリファレンスデザインとカード長は同じGTX 570&GTX 560 Tiとの性能比較を実施 GTX 580リファレンスカード(右)と並べてみたところ  以上を踏まえつつ,入手したNE5X564010DA-1101Fを見ていこう。  カード長は実測229mm(※突起部含まず)で,GTX 560 Tiのリファレンスデザインとほぼ同じ。GTX 580&GTX 570のリファレンスカードだとカード長は同267mmなので,GF110コアのGeForceを搭載するカードとしては短いわけだ。  また,GTX 560 Tiのリファレンスデザインだと,マザーボードに差したとき,マザーボードと平行になる向きに2基の補助電源コネクタが向いていたのに対し,NE5X564010DA-1101Fではこれが垂直になっているので,PCケース内で占有する空間はNE5X564010DA-1101Fのほうが少ないことになる。 NE5X564010DA-1101Fは,ドラゴンクエスト10 RMT,GTX 560 Tiのリファレンスデザインと比べて,PCI Express補助電源コネクタ6ピン×2の配置が異なる
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