2013年1月30日水曜日

リアル120Hz表示対応のBenQ製ディスプレイ「XL2420T」レビュー。プロゲーマー監修モデルの第2弾は,完成

。  今回,製の「液晶応答速度&低解像度チェック」(Version 1.30,以下 LCDBench)を使って検証したところ,DQ10 RMT,分かりやすい違いが見られた。  下に示した画像は,LCDBenchの残像チェック機能を使って,円と照準からなる画像を左右に2ms刻みで動かし,125分の1秒で撮影した写真だ。  何枚か撮影してもすべて同じような傾向になっているので,AMAには効果があると述べていいだろう。 XL2420Tで,AMA有効(左)と無効(右)を比較したもの。線のブレ方にかなりの違いがある Black eQualizerは0?20までの21段階で強度を設定可能。強度を強めるほど敵が見やすくなるとされる  もう1つ,これはXL2420Tで新しく追加された機能で,「Black eQualizer」(ブラックイコライザ)というものがある。「ゲーム,とくにFPSにおいて敵を見やすくする」とされる,凄い機能である。  「敵を見やすくする」というと,チートっぽく感じられるかもしれないが,実のところ,技術的にはそう大した機能でもなかったりする。  下に示したのは,Black eQualizerの設定値を0,12,20の3段階に切り替えて,Battlefield 3の同一シーンを撮影したものだが,Black eQualizerの値を大きくすればするほど,暗いところが明るくなるという仕掛けである,Diablo3 RMT。輝度とコントラストを調整して,同じようなことをしている人も少なくないだろうが,その設定をBlack eQualizerという1パラメータで完結できるのがウリということなのだろう。  ただ,実際,見やすくなるのも確かだ。どうしても設定値が一定以上になると映像が白っぽくなってしまうが,ゲームタイトルによっては,使い道があると思われる。 Black eQualizerの設定値と画面の違い。右側奥の壁あたりを見ると,けっこう違いが出ている  XL2410Tでウリの1つだった,SpawN&HeatoN監修のプリセット「FPS」も拡張され,XL2420Tでは,「FPS1」「FPS2」「RTS」の3つになっている。BenQによると,FPS1は「Counter-Strike 1.6」向け,FPS2は「Counter-Strike Source」向けとのことだ(※RTSモードの具体的な対応タイトルは公表されていない)。  確認した限り,3プリセットの違いは,単に輝度とコントラストの設定だけのようで,具体的には,以下のような設定になっている
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