2013年1月27日日曜日

フライトシマー必携か? 「Pro Flight Yoke System」のレビューを掲載_6

 また,最新バージョンはWindows Vistaをサポートするようになっているのだが,それに伴って(?)拡張子が「dat」から「pr0」へ変わるなど基本仕様にも変化があり,結果,旧バージョンのSSTで設定したプロファイルを読み出せなくなっている。プロファイルの設定作業はプレイヤーにとって大きな負担になるだけに,互換性が失われたのなら,せめてコンバータなどを用意すべきではなかっただろうか。 長時間のフライトでも疲れないのが最大の魅力「栄光の翼」推奨デバイスとしては?  以上,外観と仕様について長々と述べてきたが,Pro Flight Yoke Systemは(以下,栄光の翼)の推奨デバイス認定を受けていることもあるので,ここからは栄光の翼を使って,使い勝手を検証していこう。  なお,先にお断りしておくと,筆者は(フライトシム専門店で触ったことはあるが)実際にフライトヨークデバイスを長い時間にわたって使うのは今回が初めてである。なので,他社製のヨークデバイスとの比較ではなく,既存のジョイスティックやスロットルとの比較が検証の主なテーマとなるので,この点はご了承いただきたい。 ジョイスティック使用時によく生じがちな「進入角を合わせるのにフラフラして,微調整を加えているうちに滑走路に入ってしまい,多少強引にタッチダウン,メイプルストーリー RMT。結果,芝生を疾走して気分が滅入る」なんて思いをすることが減る。嬉しい限り  さて,Pro Flight Yoke Systemを使って最初に感じたのは,非常に操作がしやすく,長時間のフライトでも疲れにくいということだ。ジャンボジェット機をジョイスティックで操縦すると,どうしても機体の反応が過敏になりすぎるため,旋回時にふらふらしてしまったり,気がつくと急上昇/降下になってしまったりと,安定させるのに苦労する。しかも,スティック操作に神経を使うせいか,スティックを握る手に力が入ってしまい,フライト中に疲れてしまうことも多々あった。それに対してフライトヨークでは,両手でハンドルを握ることになるので機体の微調整といった細かな操作がやりやすく,バンクを戻すのもゆっくりと,正確に行える。長時間のフライトを難なくこなせるようになるのだ。  とくに使い勝手のよさを感じられるのは,滑走路へのアプローチだ。フライトヨークを使うと,戦国IXA RMT,機体を微調整しながら滑走路を真正面に捉えたまま進入し,スロットルレバーを徐々に絞りながらゆっくり高度を落として,機首を上げて後輪からタッチダウンさせるという,教科書通りの着陸を比較的容易に行えるようになる
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